Click for アムステルダム, オランダ Forecast★A'dam                                       

2013.03.05 (Tue)

オノ

あれは、

2003年の秋頃でしたかね・・・。

ダンクさんがDVDやビデオをレンタルしていた当時、
何かいい映画はないかいなと探していたときに、
一人の青年が子犬を連れて入ってきました。
かわいい子犬なので思わず

 『おお、かわいいですね』

と飼い主に挨拶する前に犬と戯れました。
でも飼い主も嬉しそうな雰囲気で、犬を当方に任せて、
DVDの新作映画をチェックをしていました。
一緒に来店した奥さんは食材を買っているようです。
それから15分ほどその青年と犬談義をしました。
犬愛好家はすぐに仲良くなれるものです。

犬の話ですっかり盛り上がってしまって、
その青年は結局DVDを借りることなく、
買い物を終えた奥さんの呼び出しに応じ、
じゃあまた、ということで店を後にしました。

 『清々しい男じゃな』

こう思って車で立ち去る二人を見ていました。

するとダンクの店員さんが、

 『ぶんたさんって、もしかして今の人のこと、
 知らなかったりして?』

なーんて言ってきます。

 『え!なんで?知らんよ。初めて会うた人や』
 『ま!やっぱり。何となく話している姿が、
  まるっきり誰なのか知らないまま話している様子でしたものね』

微妙な言い回しです。

 『ええ!どういうこと?誰じゃあの青年?知らんわ』
 『小野じゃないですか、オ・ノ』
 『小野?・・・小野?はて小野って、誰や?』
 『またそんなこと言って。サッカーの小野選手ですよ』 
 『ええ!あれ小野やったか!全く気づかんかったわ』 

当方、
サッカーには全く興味がありません。
が、しかし、
有名人には興味はあります。
でも、
小野には全く気づかないまま
しばらく小野と犬談義をしていたのです。

 『小野と分かればサインでも貰ったのに』

坊主頭の小野選手ですが、
ダンクで会った時は金髪だったんです。

それから数ヵ月後の12月。
当方の専門フィールドであるキックボクシングの大会が
フェイエノールドのスポーツホールで開催されました。
日本人選手も登場するので応援を兼ねて取材に行きました。

するとそこへ小野選手が観戦に来ていたのです。
目立たないように会場の隅に静かに座っていたのです。
でもオランダ人ファンに見つかりテンヤワンヤの大騒ぎです。
次々と2ショット撮影を頼むため長い列ができてしまい、
キックボクシングの試合がしばらく中断しました。

小野選手は犬談義のことをちゃんと覚えていました。
キンキンの金髪だった頭は少し色が抜けて濃くなってました。

  小野選手と私 

 『いい青年じゃ』
22:38  |  こんな事あんな事
 | HOME |