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2012.04.13 (Fri)

ま、有名な話ですが

江頭25

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江頭が公園でTVロケをしていると、
公園の隣にある病院から車椅子の女の子が見学に来ていた。
ロケが終わると車椅子の女の子は呟いた。
「つまんねーの」
それを耳にした江頭は
「おい、もう一度言ってみろと」と優しく怒った。
「だって全然面白くないんだもん」
「ならな、お前が笑うまで毎日ここでネタ見せてやっからな」

江頭は毎日仕事の合間に公園を訪れ車椅子の女の子にネタを見せた。
その子は笑うどころかますます呆れるばかりだった。

1ヶ月ほど続いたとき、女の子が突然姿を見せなくなった。
体調崩したかな?と江頭も心配しだしたころ女の子が再び現れた。
江頭はすかさず駆け寄り独特のくだらないネタを見せた。
ところがだ。
いつもは笑わず呆れるばかりのその子が少し笑った。
江頭は調子に乗った。下ネタも連発した。
「・・・最低」と女の子。
「明日も来るから、ちゃんと待ってろよ」
「勝手に来れば」
女の子の初笑いに江頭は意気揚々だった。

次の日、女の子は来なかった。
江頭は病院に行き女の子について尋ねた。
担当の看護婦が出てきて言った。
「昨夜から容体が悪化し今朝総合病院に運ばれました。
今は昏睡状態です。もしあなたが来たなら渡して欲しいと
頼まれたものがあります」。
看護婦は一冊のノートを渡した。

公園での二人のやりとりが記録されていた。
日記のような感じだった。
日々のネタを呆れるように綴っていた。
昨日の日付が最後だった。
そこにはこうあった。

「世界で一番大好きな芸人、江頭」。

あれから10年。
江頭は月に一度その公園で今もネタを披露している。
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