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2011.11.08 (Tue)

11月8日 実話ひとつ

今週は予約が一杯になりました 

また来週よろしくお願いします。
    なにとぞ御容赦を


ということで本日のメニュー。


白菜炊いたん

白菜の炊いたん(海老団子・イカ・アゲ・人参・白菜)。
タマゴ焼き。ウインナー。ズッキーニ塩胡椒バター焼き。
白身魚のフライとタルタルソース。野菜ナゲット。餃子。
ひじき。お豆さん。たくあん。プチトマト。
ごはんとマサゴと黒胡麻カオリふりかけ。



ある学校の先生

小学校でクラス作りに懸命な先生がいました。
5年生の担任になった時のことです。
クラスの中に一人、不潔で服装がだらしなく、
遅刻をしたり、居眠りをしたり、いわゆる
問題児と思われる児童がいました。

注意しても生返事が多く素行が改まりません。
家庭訪問で家の様子と保護者に話をしようと思いました。
その前にどういう児童なのか1年生からの記録を調べました。

1年生の記録にはこう書いてありました。
「朗らかで、友達が好きで、人に親切。
 弁口もよくでき、将来が楽しみ」と。

これはおかしい。何かの間違いだろう。
先生はそう思いました。

2年生の記録には、
「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」。

3年生では、
「母親の病気が悪化。日々疲れが酷く教室で居眠りが多い」。
「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」と。

4年生になると
「父親が生きる意欲を失いアルコール依存症。
 何かと子どもに暴力をふるう」。

先生の胸に激痛が走りました。
ダメな子と勝手に決めつけていた児童が、
深い悲しみとともに生き抜く生身の人間として、
突然自分の目の前に立ち現れてきたのです。
先生にとって目を開かされた瞬間でした。


ある日の放課後、先生は少年に声をかけました。
「先生は夕方まで教室でお仕事をするからあなたも勉強していかない?
 わからないところがあれば教えてあげるよ」。

少年は初めて笑顔を見せました。
それから毎日、少年は教室で予習復習を続けました。
授業で少年が初めて手をあげた時、先生は心から喜びました。

6年生でのクラス替えで担任する学年が変わりました。

卒業の時、先生は少年から手紙を貰いました。
「先生は僕のお母さんのようです。今まで出会った中で一番素晴らしい先生でした」


それから6年後。
また手紙が届きました。

「明日は高校の卒業式です。僕は5年の時に先生が担任で幸せでした。
 おかげで奨学金を貰って医学部に進学する事ができます」


十年を経てまた手紙が届きました。

そこには先生と出会えた事と父親に叩かれた体験があるから、
感謝と痛みが分かる医者になれると記されていました。
そして最後にこう締めくくられていた。

「僕はよく先生を思い出します。あのままダメになってしまう僕を
 救ってくださった先生を神様だと僕は思っています」。


それから1年後。
次に届いた手紙は結婚式の招待状でした。
というより依頼状でした。

「先生、母親の席に座ってください」

と一行、書き添えられていました。

先生は涙が止まりませんでした。


 『・・・・・・だな』
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