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2011.01.12 (Wed)

1月12日 成田の麻薬犬

配達先で思うこと。

日本のサラリーマンは
みんなもの凄く働いている。
若手も年配もみんなもの凄く働いている。

日本のサラリーマンは、凄い。

ということで本日の、凄いわけではないメニュー。


IMG_2042.jpg

トリ大根とブロッコリー。メンチカツ。しゅうまい。
タマゴ焼き。ミニコーンベーコン巻き。ウインナー。
甘酢生姜の天婦羅。ハム下敷きインゲンの炒め物。
ひじき。きゅうり糠漬け。ごはんとヒジ胡麻ふりかけ。



成田空港

で、数年前のできごとです。
荷物待ちで回転ベルト前で待っていると、
制服女性係官が近寄って来ました。

 「申し訳ありません」

お、何じゃ?何も悪いことしとらんぞ?
このわしが何か悪い人間にでも見えたんかな?
は!もしかしてどの空港でも発生する例の現象。
『係官との周波数うっかり合致現象』にはまったか?

瞬時に頭脳が高速回転し内面的戦闘モード態勢開始。

 「ご協力お願いできませんか」

ん?どうも検査とは違うようだ。
となると高速回転中のマッハの頭脳は
瞬時に低速に切り替わり戦闘態勢解除、
安全モードがスタートし柔和フェイス開始。

 「なんの協力でしょう?」
 「はい。実はいま麻薬犬の訓練をしています。
  その訓練にご協力願いたいのですが」

頭脳は前向きモードに切り替わりました。
こりゃ即座に面白いと思いました。
かなり離れた場所ではシェパードを連れた
別の女性係官もちゃんと待機していました。

 「結構ですよ。何をしましょうか?」
 「あ、お客様は何をしなくても結構です。
  普通に荷物待ちの様子でいてください。
  これをちょっと靴下に入れさせて貰います」

と言って、係官は小さいガーゼの袋を私のズボンの裾を上げ、
靴下の中にさっと入れました。多分マリファナか何かでしょう。

 「ではそのままでお待ちください」

と言って係官は去りました。
合図を受けて犬を連れた係官が登場。
荷物待ちをしている我々の間を
犬は匂いを嗅ぎながら懸命に探しています。
徐々に私の方へやってきました。

その時ふと、不安が浮かびました。
頭脳はマッハ10の不安モードで回転しました。

『靴下の中の麻薬臭に気づいた犬は
咬みつかへんやろか?
いや、そんな危ない訓練はしとらんだろう。
いやしかし、思いっきり吼えるんとちゃうやろか?
急に吼えたらわかっててもビックリするし嫌やな』
高速頭脳は不安モード満開で回答を弾き出します。

ついに犬が私の足元で匂いを嗅いでいます 
『咬みつくなよ。吼えんなよ』
と、思いきや犬は次の人の匂い嗅ぎに移動。 
離れた場所で見ていた最初の係官は、
呆然と氷モードで固まっています 


結局発見できなかったワンちゃん。


 「ご協力ありがとうございました」
係官は礼を言って靴下から袋を取り出しました。
 「いや、別に。お疲れ様でした」
訓練失敗じゃったな、とは言えませんでした。

二人の係官は並んで向こうへ歩いて行きました。
歩きながら何やら話してますが背中は丸まってます。
歩き去った方向には男性係官がファイルか何かを
脇に挟み難しい顔で立っていました。

あの犬は今どうしてるでしょうね。
ちゃんとした麻薬犬になりましたかね?


 「犬が悪いのではないと思いますわ」
 「何でじゃ?ありゃまだ未熟犬だったわけじゃ」
 「おそらく他の臭いに判断を狂わされたのでしょう」
 「他の臭い?何の臭いじゃ?」
 「協力者の足臭。それが麻薬臭をしのいでいた・・・」
 「やかましい。あっち行っとけ」
18:39  |  こんな事あんな事
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