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2010.08.31 (Tue)

8月31日のメニュー

8月も晦日。

床屋へ行ったら、
バケーションで休みだった。
さてさて、と・・・。

本日のメニュー。


IMG_1259.jpg

カリフラワーと人参とミンチ肉の炒め物。タマゴ焼き。餃子。
ズッキーニ塩胡椒バター焼き。ウインナー。白身魚の唐揚げ。
コロッケ。トマト。ひじき。ハム下敷きパスタサラダ。
キュウリ糠漬け。ごはんと黒胡麻ユカリふりかけ。



バルセロナのフランメンコすり

そぞろ歩きでピカソ美術館方面への横道に入ったとき。
道の両側に若い男の子たちが立っている。
何やら目配せしながら立っている。
割引チケットのようなものを持って一人が近づいた。

関西風で。
「大将、フラメンコ見まへんか?」と若者。
「いらん」と私。
「んなこと言わんと、どうです?」とチケットを出す。
無視して歩く私。右斜め背後からついてくる若者。

どうもバルセロナでは悪いことを画策する者は
右斜め後ろからついてくるパターンが多いようだ。
ペルファボーレ男も右斜め後ろからついて来た。
偽警官も唐突に右斜め後ろから登場した。
このフラメンコ青年もしつこくついてくる。

「いらん、言うとるやろ」と私。
するとサッと右手を出し笑顔で握手ポーズの若者。
お、諦めたか、中々素直やのう、と握手。

その途端。

私の右手をガッチリと握るや離しません。
即座に私の右側に密着して握手した右手を上に上げ、
左手で私の肩を抱きかかえる形を取って、
左ヒザを私の右太腿に乗せて、
「ヘーイ、これがスペインのフラメンコだーい。
これがフラメンコ式挨拶だーい」とか何とか
喚きながら若者は右足一本ケンケン状態のまま
男二人がフラメンコスタイルで歩く形となりました。


前方から来る人には、
東洋人のおっさんとスペイン人の若者が
二人仲良くフランメンコを踊っているように
見えたことでしょう。


「こら、止めんかい」と静かめに私。
「ヘーイ、ヘーイ、フラメンコ!」と若者。
「止めろっちゅうとんじゃ」と苦笑しつつ私。
「ヘーイ、ヘーイ、フラメンコー」。
「ええ加減にせい、こら!」

すると若者はさっと手を離し、
「すんまへん」と言って駆け出しました。

私はと言えば、
微妙な気恥ずかしさで
周囲の目線を何気に気にしつつ、
ふとズボンのポケットを触ると、
財布がないじゃないの!

「お!!」と思って
「この野郎、やりゃあがったな」と向かっていくと、

「あ、すいません。返します、返します」と
フラメンコ男は素直に財布を返すではないの。
目の前で中を確認すると、
「何も盗ってません。すみまん」とフラメンコ。
実際、何も盗られてません。
ちょっと拍子抜けな感じでした。

フラメンコすり。

中々の腕前。
怒る以前に手際の良さにちょっと感動。
フラメンコスタイルで声を出しながら、
右手は握手万歳状態でどうやって財布をスッたのか。
オランダではお目にかからない手口でした。

しばらく歩いてから来た道を引き返すと、
フラメンコ男のグループが次の獲物を待っているようです。
私と目が合うと恥ずかしそうに路地に入りしゃがみました。
私は近寄ってしゃがみじっと見つめました。
困ったな、という感じのフラメンコ男。

「おい、小僧」と私。
「え、何ですの?」とフラメンコ男。
「わしゃのう、財布をスラれたのは初めてじゃ。
お前は素晴らしい技術を持っとんのう」。
「は?だから何ですの?」とフラメンコ。
警察でも呼ばれるのかと思ったようです。
「わしは感動したよ。頑張れよ」。
するとフラメンコ男が再び握手を求めます。
今度は普通に握手になりました。
フラメンコ男は恥ずかしそうにはにかんでました。

バルセロナのフラメンコすり。
抱きつきスリと同じ手口ですが、
中々の腕前に驚きました。
狙われてうっかり握手したら間違いなくやられますね。

こういうアウトローの者たちにもルールがあるようで、
自分たちからは決して先に手を触れてきません。
握手も、手を差し出すだけで、あくまでも握り返すのは
お客さん側という形をとっています。
万が一警官に咎められても、相手が握手してきたんだよ、と
言い逃れができる形を取っているのでしょう。
よく考えたものです。

偽警官も決して体には触れませんでした。
ペルファボーレ男も同様でした。


対応方法⇒諦めるまで無視すべし。

手を差し出されても気軽に握手しない。
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