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2016.06.20 (Mon)

どつかれたイギリスのTVクルー

週末にはトラムで街中へでかけたりします。

1番2番17番トラムのどれかを利用します。

アムスの街中は刻々と変貌を遂げています。

1番トラムが走るOvertoom通りに 『Peper en Zout』 というレストランがありました。
日本でいえば『塩胡椒』なんていう洒落たネーミングの店でした。
メニューの鴨肉ステーキは美味しかったです 
気に入ったので何度か通った店でした。

それが先日トラムから見てみると中華の店になってました 
点心専門店で 『一点心』 という名前になっており驚きました。
すべて居抜きで売却したというか買い取られた模様です。
中国の勢いは本当にすごいものだと感心しました。

そこの三軒左隣には焼き菓子の 『Over Taart』 というタルトカフェがありました。
セルビア人キックボクサーの家族でやっていた店でした。
Overtoomという通り名にかけてOvertaartという店名にしたのです。
何度か訪れてコーヒーを楽しんだりしましたが、
先日見ると窓一面に新聞紙が貼られて店仕舞いしてました 

飾り窓地帯の真ん中にスペインレストランで 『セントラ』 という店がありました。
かなり有名な店でしたが長い歴史に幕を閉じ店仕舞いしてしまいました。

実にアムス市内は変化し続けています。



そういえば、あれはもう20年前のことです。


ダム広場から中華街や飾り窓へ向かう道。
クラスナポルスキーホテルの右側の通り。
今はありませんが 『チャイナコーナー』 という中華屋がありました。
一度だけそこでチャーハンを食べました。
たった一度のその時に事件は勃発したのです。

突然二人の男が店に飛び込んできたのです。
一人はカメラを肩に担いでおり息を切らしています。
もう一人は真っ青な顔で頭から血を流しています。
店の外では数人のスリナム人らしき人たちが騒いでおり、
店内には入ってきませんが険しい顔でこちらを見ています。
二人の男はイギリスのTV局のカメラクルーとディレクターでした。
店の人は心得ているようで外で騒ぐスリナム人たちを追い払いました。
そしてタオルを持って来てケガをしている人の手当てをしてました。
その時に聞こえてきたディレクターらしき人の言葉は、、

 『飾り窓の撮影してたら突然襲われたんだよ。。』 
 『ダメあるよ。あのエリアで撮影は危ないよ』 

そりゃそうです。
現地案内人も無く飾り窓風景をTV撮影していれば
飾り窓のバウンサー(用心棒)たちに焼きを入れられるのは当然で、

 『オラオラてめえら、誰の許可得て撮影してんだ、んのやろう』

となるのは想像力を働かせれば予想できそうなものですが、
偉そうに堂々と撮影なんかしているからやられたわけです。
殴られてビックリしてほうほうのていで逃げてきて
このチャイナコーナーに飛び込んだのでしょう。

飾り窓近辺で生息する人々は中華レストランには迷惑をかけません。
彼らはお互いに共存共栄で守りあって暮らしています。
イギリスのTVクルーたちは知って知らずか、
中華レストランに飛び込んで難無きを得たわけです。

私はといえば、

 『オラオラ少しは勉強になったろ。舐めたらあかんで』

と心で笑いながらチャーハンを食べてました。


かくいう当方も雑誌ナンバーとフジTVを案内して
飾り窓の撮影取材をしたことがあります。
そのときのことは次回に書きます 
00:17  |  こんな事あんな事
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